彼岸に咲く・・・

それは、全くの偶然と言ってしまえばそれまでなのですが・・・
“季節の草花”を紹介するなんて大袈裟に宣言してしまった手前・・・
全く以って興味関心が無かった訳ではないのです。反対に、その時を・・・
そう、絶妙のタイミングを待っていたというか、辺り一面が真っ赤に染まって・・・
それはもう、今生の景色とは思われぬ・・・そう、まさに“彼岸”に咲く・・・なんて・・・


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例年に比べて今年は開花が遅れているんじゃないかって思っていた、今日この頃の事でした。

他の用事があって普段通らなかった道を走っていたのです。街中を寸断するように流れる用水路は
左右をコンクリートの護岸で固められて、さらにその上を桜並木のトンネルで覆われていました。
一年のほんの一時、辺り一面を仄かなピンク色に染めるこの場所は、市内随一のお花見の
スポットとして皆さんに親しまれているものの、それ以外の大半(つまりほとんどの期間)、
まるで桜の時期が儚い夢の世界の出来事だったかのようにひっそりとしているのです。
それは、現世から忘れ去られたかのように・・・待てよ、桜の時期もこの世のものとは
思われぬのですから、この用水路は年間を通して“この世のものではない”・・・!?

・・・なんて、とりとめの無い事を考えながら通っていた、その時だったのです!!
・・・細まった両岸の桜の木の根元の草むらの中に真っ赤な斑点を見つけたのは・・・


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あぁ・・・よかった、もう咲いていたんだね・・・

それにしても、この堀が彼岸花のスポットだったなんて知らなかった・・・
そんな風に左右に点在している真っ赤な彼岸花の群生を目で追っていくと・・・


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その“真っ赤な斑点”は、堀の底で一つの塊になっていたのでした!!!
まるで、真っ赤な生き物の群れが一か所に集まって身を寄せ合っているかのように・・・


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堀の底から見上げると、触手のように伸びた桜の黒々とした枝と緑の木の葉の間から
降り注ぐ穏やかな木漏れ日が、真っ赤な彼等をほんのり薄白く照らし出していて・・・

本当に僕は“此方側の岸”にいるのか分からなくなってくるのでした(←大袈裟?)・・・


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そんな僕を引き戻してくれたのは・・・キリリとシャープな・・・やはり、“彼等”なのでした!!

白と黒・・・此方と彼方・・・やっぱりこの花はこの世とあの世の狭間の岸に咲く花なのでしょうか?
そんな・・・とりとめの無い妄想を膨らませながら、この細い岸に別れを告げたLawrenceなのでした。


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最後に・・・真っ赤な“彼等”の写真も掲載して今回は終了する事にしましょう。
次回のレポは・・・大好きなあのカフェで“魔法の業”を見てきました!! (≧∇≦)ノ
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by mr-lawrence | 2012-10-06 11:31 | 花(お出掛け) | Comments(0)


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