伊澤商店まつり 2013

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みなさんこんにちは、Lawrenceです♪ (〃∇〃)ノ

前回の『週末堂』レポからの続きと言う事で、今回も“物語風”のブログとなりますが・・・
去る6/1(土)・2(日)の二日間で開催された『伊澤商店まつり 2013』レポも兼ねています。
『伊澤商店まつり』と言えば例年雨に降られる事が多いようで、今回も雲行きが心配でしたが、
何とか持ちこたえてくれました。そんな『伊澤商店まつり』のLawrenceにとって一番の思い出は
伊澤商店さん×mikumariさん×マルヨシさん×アンリロさんの4ショットの記念撮影でしょうか!!
あの時は、ゴージャスなショットの実現にただ夢中でシャッターを押していたのを覚えています・・・

さて、今回のレポの最後にLawrenceからお知らせがありますので、合わせて宜しくお願いします。









  「Arnold日記」には、
  今は(この駄文が晒される頃には)もう既に
  存在していない愛すべきカフェやパン屋が数軒登場する。

  どれも現在無くなっている事が不思議なくらいの
  輝きを放った素敵な店ばかりだ。

  ある店は場所を変えて新たな輝きを僕らに届け、
  また、ある店は完全に閉店してしまい、
  その店のファンの方の心の中でのみ、
  絶えることのない輝きを見せている。


※Williamによる物語形式のブログ、『Arnold日記』 11話 Don't Ask Whyより


Arnoldが5年前のほんの数ヶ月だけ綴っていたという、今は無きカフェ&パン屋巡りのブログと
全く同じタイトルである『Arnold日記』の作者、Williamの正体こそ・・・他ならぬCindyなのだ!!

3年ぶりに地元の栃木県に戻ってきた僕は、宇都宮の中心に位置するバンバ広場という場所で
Arnold日記に登場する、今は存在してい筈の不定期の店・・・『週末堂』を偶然にも体験する。
その際、店主からArnold&Cindyの二人が愛した菓子店が出店するイベントの情報を得る。


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毎年このイベントは雨に祟られるそうだが・・・梅雨の時期である事を差し引いても、この雲行きには・・・

憂鬱な気分に誘われてくるよ・・・でも、それを吹き飛ばすような豪華なラインナップ・・・だって・・・
もし3年前にこのメンバーでイベントに参加していたら・・・あんなに東奔西走しなくて済んだのだから。
そう、この出店者の何軒かは、3年前の僕の計画に不可欠な存在・・・それは同時にCindyにとっても・・・


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伊澤商店まつり 2013


イベントが始まるずっと前から並び始めた行列は、開始時刻の頃には向こうの公園の入り口付近に達していた。
それだけ、このイベントに対する期待の高さが窺えるという事なのだろうが・・・それは僕にとっても同じ事なのだ!!
さぁ、時刻は11時・・・「開始です」の呼び掛けと同時に、各々お目当ての店に向かって長い列が一斉に動き出す。


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mikumari


庭に向かう坂の手前に置かれた一台のバンと、側面に設えたテントに僕は鼓動の高鳴りを抑え切れなかった。

全ての始まりと全ての終わり。物語は此処から解き放たれ、そして長い旅路を経て再びこの場所に戻ってくるのだ。
人気店なのは3年前から変わらない。途切れる事の無い長い行列がそれを物語っている。店主も心持ち忙しそうだが、
それでも一人一人の客に丁寧に話し掛ける様は、彼が作り出すマジックと同様にピュアな気分へといざなってくれる。
僕の番がやって来た。目が合った瞬間、店主の表情に一瞬驚きの色が伺えるが、直ぐに優しい眼差しへと変わる。


  懐かしいですね・・・“彼”には再会したのですか?今度は“一緒に”遊びに来て下さい。


あの菫はどうなりましたか?彼はあの後も“川のムコウ側”を訪れているのですか?興味は尽きる事を知らない。
益子のパン屋とのコラボサンドを手に取って会釈をする。ほんの数十秒だろうか・・・でも、何て心地良い数十秒だ!


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今度の旅は何処に向かって歩み出そうか・・・店主、今度、北の大地への旅の感想が聞かせて下さい!


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MARUYOSHI×RHYTHBLE


  ゆっくりだったり速かったり、前に進んで後ろに戻って、
  リズムにのって躍動してて、ちょっと止まってまた進み出す。

  新しく出来たところに、古い物を置いたりなんかして・・・
  聞いた事の無い料理なのに、懐かしかったりして・・・
  とても賑わっているのに、落ち着いた雰囲気で・・・

  毎日の単調な繰り返しを、よく分からないモヤモヤした気分を、
  ワクワクとした気持ちに変えてくれるひと振りのスパイス。

  迷った時はまた来よう!
  素敵なリズムに酔いしれよう!



どこかに置き忘れてしまった僕の“クラシノリズム”を取り戻してくれたのは・・・
坂の上の長閑な住宅街の真っ只中にひっそりと佇んでいるこのお店だったね・・・


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そして、確かこの店のクロワッサンは・・・奴の一番のお気に入りだったよね・・・
山のように積み上げたりして・・・そう、“積みパン”は奴の十八番だったからね・・・


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AN-RIZ-L'EAU


  憧れていた、トタンの屋根と、板張り壁と、大きな窓の小さなお家

  何時の間にか、スポットライトと、ステージと、細い路地とを潜り抜け、
  滑る様に、あの角も曲がって、お祈りもして、やっと届いた夢の家



ちょっと季節外れだったけれど、「リ」のイニシャルとして百合の花(Lilly)と共に紹介した憧れのカフェ。
トタンで出来た三角屋根に・・・真っ白な板張りの壁には木枠のちっちゃな窓がいっぱい並んでいて、
まるで“ネコ専用”って思うくらいの細い路地を曲がったその先は・・・夢の世界が待ってるんだ・・・

そんなトタン屋根と白壁と木枠の窓が、とっても可愛らしい屋台になってやって来るなんて・・・


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「ニンジンフライ」をはじめ、地元産の新鮮な野菜の料理で楽しませてくれたカフェの今日のメニューは・・・
やっぱり色鮮やかな野菜がたっぷりと入った「ガレット」・・・Arnoldもきっと“彼女”と食べたかった事だろう・・・


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reclu


僕が栃木を離れていた3年間の間に宇都宮の街の様子がすっかり様変わりした事は、既に述べた。
バンバ広場での“木曜日の夜の宴”の次に庭のラベンダーを持って訪れたこのパン屋もまた然り。
宇都宮市役所の西側に広がる旧市街、跨道橋をくぐった瞬間、目の前に広がるレトロな光景。
空間と空間を繋ぐ“橋”というより空間と空間を区切る“門”と表現していたのが懐かしい。

坂道沿いの石垣の中に軒を連ねる築数十年は経とうかといった平屋建ての木造家屋の一軒が、
件の店だったが、僕が栃木を離れている間に区画整理で取り壊されてしまったとの事だった。

あたかも昭和の世界にタイムスリップしたような雰囲気にぴったりの花を用意したのが懐かしい・・・
そう、ラベンダーの甘い香りと共にタイムスリップをする、銀幕の中の少女のような儚い冒険・・・


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その後、この店自体休養されていたとの事であったが、この日のイベントに臨時で参加されたそうだ。

“木曜日の夜”の次に訪れた“月曜日の食卓”での、身体と心がホッと和むrecluのパンと料理は、
3年の時を経ても僕の身体と心を和ませてくれている・・・あの花の甘い香りを嗅いだように・・・


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  オマエが探している菓子店は、建物の中だ・・・早くこっちに来いよ!!


真っ赤なTシャツの中の“住人”に手招きされるように、僕は小高くなった庭を望む建物に入った。


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横溝 創


建物の入口で出迎えてくれたのは、陶芸をはじめ芸術家たちが集う益子からやって来たアーティスト。

木の器・・・鉄材の看板・・・Tシャツ・・・時計・・・日々の生活に欠かす事のできない道具ではあるが、
彼が創り出す独創的な世界観は、そんな日常の“道具”を非日常の“作品”へと昇華させていた。


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noeud


日々の道具と言えば、入口の奥のスペースに展示されている此方の雑貨と道具の店こそ、
Cindyが“衣・食・住”に彩りを添える場所として自身のブログで紹介していた、あの店だった。


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この店も、僕が“Little Cindy”として駆け巡っていた頃は宇都宮の街中で営んでいたが、
その後、前出のMARUYOSHI×RHYTHBLEと同じ清原界隈に引っ越されたとの事・・・

やっぱり・・・3年もの歳月は、全ての事象を風化し、陳腐化させてしまうのだろうか・・・
目の前に置かれている、この愛すべき古い物だって色褪せていないと言うのに・・・


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棚やテーブルが無理をせずゆったりと配置されている事もあり、実際以上に広々とした空間に感じる。
建物の内部には前出のアーティストと雑貨&道具屋の他に、一番奥にも出店者のブースがあった。


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kaka

ブライダルブーケを中心としたフラワーショップとの事だったが、今回は特別にワークショップも開催しており、
店内に販売されているグリーンや花をバイキング形式で選んでオリジナルのBOXアレンジメントを作製していた。


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花、か・・・それにしても、よく47もの花を“イロハ・・・”のイニシャル順に集めたもんだと我ながら感心するよ。

もう、あの頃の情熱はすっかり冷めてしまったのかな?彼・・・Cindyが“橋のムコウ側”で告白した内容の方が
シリアスだったに違いなかったけれど、僕にとって、それはどうでも良かったのかも知れない。あの時は、ただ・・・
そう、あの時はCindyに会って、ブログを閉じてしまった理由を本人の口から直接聞いてみたい、その一心で
9ヶ月間もの間、ひたすら花を追い続けていたのだから・・・そして、それは本当に達成されてしまったのだ・・・

だから、この麗しい綺麗な花々を目の前にしても、もう花の“イニシャル”を気にする事は・・・無いのさ・・・


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横長の店の奥には壮観な眺めの長いカウンターが設えてあって、さらに、その奥がキッチンになっていた。
そこでは先日挨拶を交わした店主が、額に汗を輝かせながら沢山のゲストの為に忙しなく料理を作っていた。

カウンターには美味しそうな菓子がアンティークの器に置かれて並んでいた。端っこに店名が記された黒板が・・・!!


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keica


  今は、もう既に存在していない愛すべきカフェ・・・
  心の中でのみ、絶えることのない輝きを見せるカフェ・・・


  
Arnoldがその想いを自身の日記で綴り、Cindyが彼の後を継いだカフェ・・・
そして、僕がこの店の存在を知った頃、既にカフェは菓子店へと変貌を遂げて、
さらに、僕が不在の3年間に・・・菓子店は場所を変えて新たな輝きを放ち始めた。


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  そして、彼は・・・
  それを今どこで見ているんだい?・・・



William・・・いや、Cindyは『Arnold日記』でkeicaを紹介した際、上記の言葉で締め括っていた。
そう、彼はずっと探し続けていたのかも知れなかった・・・そして、その結果が、あの告白だったのだ。

今となってはもう・・・それに僕にとっては・・・ただ、一度、keicaのスィーツを食べてみたかったんだ。
僕がカフェやパン屋に夢中になったきっかけを作った二人を虜にした菓子店のスィーツを、ね・・・


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なぁ、Cindy・・・今度はあんな堅苦しい“対決”なんかじゃ無くて・・・ワイングラスを傾けながら語り合おう!


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keicaのスィーツを購入した僕はイベントで賑わう建物の敷地を後にして、目の前の道に沿って歩き始めた。
建物の周りに点在する草むらは、ここ数日に降った雨水をたっぷり吸って柔らかで艶やかな緑色に輝いていた。
そう言えば、3年前の僕が“花をめぐる冒険”を始めたのが7月で・・・終わりを告げたのが、たしか3月末だったっけ・・・

ちょうどこの時期は、花を探す事も、彼の後を追う事も無かったんだ・・・もし6月に差し掛かっていたらどんな花を見つけたかな?


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いちごのパフェ


車を停めた公園の入口近くのベンチに腰掛けて食べたkeicaのパフェの、ほんのり爽やかな甘酸っぱさは、
梅雨の合間の初夏の清清しさを感じさせるような晴れやかな気分に、ほんの一瞬誘ってくれる気がした。

少し離れたイベント会場での賑わいが、時折り吹くそよ風に乗って僕の耳に心地良く響いていた・・・


~ おしまい ~


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伊澤商店
http://izawasho-ten.blog.so-net.ne.jp/
※今回紹介した各店舗の詳細は、伊澤商店さんのHP(ブログ)を参照ください


実は、今回のレポが「white Might / white Meat」の記念すべき100回目&1周年になります。
そして、非常に区切りが良いという事で、これを機に当ブログをリニューアルしたいと思います。
このブログのそもそもの目的が“ワインと花を紹介する”というもので、さらに始めた当初は
Cindy名義のカフェ&イベント紹介ブログを新たに立ち上げるつもりでおりました・・・

しかし、諸々の事情(?)から新ブログができないまま、このブログでカフェも紹介して現在に至りました。

画像の容量の関係で昨年9月に終了した(写真展の例外あり)アメブロでの旧Cindyブログでしたが・・・
90数パーセントに達していた画像の容量を地道に圧縮して、何とか60パーセント前後になりました。
そこで、カフェ&イベント紹介はアメブロでのCindyブログを復活させて、此方は当初の予定通り、
ワイン等のお酒や花、風景などを(特に写真に拘って)紹介するブログにしたいと思います。

色々紛らわしい部分もありますが・・・これからも宜しくお願いします!! m(_ _)m
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by mr-lawrence | 2013-07-02 18:41 | 街歩き&イベント | Comments(0)


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