「ほっ」と。キャンペーン

カテゴリ:ワイン(フランス)( 7 )

La Croix du Roy [2006] LUCIEN CROCHET

大変ご無沙汰しておりますが、こちらのブログではのんびりとUPしていきたいと思います。
さて、(かなり前ですが)前回に引き続き以前飲んだ白ワインのレポになりますが・・・


b0260378_13212950.jpg


実はもうとうの昔に飲み干して、“空き瓶状態”になっているワインが数本・・・
このブログをUPするまでとっておこうと部屋の棚に飾っていたのですが、
すっかり“定位置”に収まってしまいました・・・もう捨てられない!?


b0260378_1111345.jpg


そんな中から、“自然派”ワインの産地で名高いロワール地区の白ワインを紹介したいと思います。
“ロワールの白”ですから新進気鋭の自然派ワインと思いきや・・・今回は“伝統的な”一本です。


b0260378_1454849.jpg


La Croix du Roy [2006] LUCIEN CROCHET

『La Croix du Roy』 を生産するLUCIEN CROCHETは、フランスのど真ん中でロワール川上流のサンセールに位置しています。
そのサンセールですが、サントル地方シェール県サンセール村を中心とした14村からなるAOCサンセールを形成しています。

その歴史については、wikiに詳しく載っていましたので、以下にコピペしておきます。


かつてこの地方では、ピノ・ノワール種を使った、ブルゴーニュワインよりはやや軽いタイプの赤ワインが主に作られていたが、
19世紀にこの地方をおそったフィロキセラ
による虫害で、壊滅的な被害を受けた。
そのため、害虫に比較的強い、ソーヴィニョン・ブラン種
を、対岸のニエヴル県から導入して作られているのが、
現在この地方の主流になっている白ワインで、ハーブのようなさっぱりした香りを持ったややこくのある辛口である。

しかし、昔からの赤ワインを作ろうとする動きも強く、ピノ種による赤ワインも1割ほど作られている。


同じロワール川の白ワインでも、最近流行(?)のシュナン・ブラン種を用いた自然派ワインが中心の、
より下流域のアペラシオンとは随分異なっていて、フランスワインの歴史は勿論、懐の深さが感じられます。


b0260378_13182023.jpg


栓を抜いてグラスに傾けると、キラキラと輝く澄んだ淡い黄金色の液体が流れていきます。
粘性は感じられず、サラサラと淀みなく注がれるクリアーな液体からは細かい気泡も見られます。

グラスに顔を近づけた際の、爽やかで上品な香りは・・・まるでカットしたての青リンゴのようです。
新鮮なアタックから広がる爽やかな苦さは、柑橘類の白皮~果実・・・例えばグレープフルーツの・・・
清清しさ、そして・・・すっきりした甘さと後味を、存分に楽しむ事が出来ます。

これまでロワールの白ワインと言えば、ネクスト・ジェネレーションが作る新しい自然派・・・
そんな印象を持っていましたが、歴史と伝統に裏打ちされたオーセンティックな白に・・・
逆に新鮮な心地よさを感じるのでした。




[PR]
by mr-lawrence | 2014-06-28 15:18 | ワイン(フランス)

Chablis Rosette [2007] DOMAINE ALICE et OLIVIER DE MOOR

b0260378_1039965.jpg


Chablis Rosette [2007] DOMAINE ALICE et OLIVIER DE MOOR


久しぶりの白ワインの紹介になります。(ブログの更新自体が久しぶり?)

早くも2本目のシャブリの登場ですが、単にLawrenceが辛口白ワインが好きだからでしょう・・・
これまでシャブリを選ぶ際に心掛けていたのが、少々値が張っても“格付け”シャブリを選ぶ事でした。
できれば「レ・クロ」を筆頭としたGrand Cru、そうでなくてもPremier Cruをチョイスするのが鉄則だと・・・

そんな考えを根底から覆すシャブリが、今回紹介する『Chablis Rosette』・・・ノン・フィルターのシャブリです!!


b0260378_10393951.jpg

2009年のヴィンテージから「シャブリ・“コトー・ド”・ロゼット」と名称が若干変わりましたが、
こちらは変わる前の2007年物・・・たしか現在の「~ロゼット」はラベルのデザインも違います。
初ヴィンテージは(たぶん)2004年との事ですので、まだまだ始まったばかりの、次世代を担う
自然派ワイン醸造家のカップル(アリスとオリヴィエ)。それにしてもドーヴィサやラヴノーをはじめ、
古典&伝統的な醸造スタイル(もちろん近代設備も備えてですが)が大半を占めるシャブリにとって、
まるでロワールや南仏のような自由奔放なヴァン・ナチュールを作り出せたのは“格付け”が無いと言う
フットワークの軽さがあってこその事・・・そんな、新しい世代の作り手がブルゴーニュにも増えてきました。


まるでヴィンテージ物のシャンパンを見ているような輝きのある淡い黄金色に期待が膨らみます。
抜栓してすぐに飲めるのがヴァン・ナチュールのいいところなのですが、そこは“シャブリ”・・・
開き始めるのに30分+αは待たなければならないでしょうか。もちろん、柑橘系の薫りに
若いリンゴの芳香を振り注いだような、フレッシュな感じがグラスから漂ってきますが・・・
これが徐々にライチ(?)などの中国産の果物の独特なフルーツの風合いに変化し、
さらには、熟した花梨のウットリした薫りが広がってくるような気分に誘われます。

薫りに劣らず、ひと口含んだ瞬間のシャープな酸味と新鮮さを感じさせるアタック感、
それから口の中を満たしてくるエキスに富んだ味わい、他の年代物のシャブリより新鮮に
感じるミネラリーな風味、そして、最後にねっとり心地良くまとわり付く濃厚なエキスに至るまで、
「これぞシャブリ!」と呼びたくなる中にも新鮮なそよ風が吹き抜けるような爽快感もあって・・・

新世代が醸す伝統のワインに・・・思わずニヤリとしてしまうのです・・・


b0260378_10392161.jpg

[PR]
by mr-lawrence | 2013-11-19 16:06 | ワイン(フランス) | Comments(0)

LES BARRES [2003] Lemaire Fournier

久しぶりにワインを紹介したいと思います。それにしても、前回の紹介が昨年の10月ですから・・・
“ワインを紹介するブログ”と銘打っておきながら・・・やっぱり旧名のHMで別のブログを立ち上げて、
こちらは初志貫徹しようかなぁ・・・でも、今さらって感じもするし・・・さて、今回のワインですが・・・


b0260378_13314375.jpg


LES BARRES [2003] Lemaire Fournier

一年以上前の話になってしまい恐縮ですが、Lawrenceが贔屓にしているワインショップの新着リストを
半ば日課のように眺めていた或る日、リストの中にこのワインを見つけた時の事を今でも忘れません。
だって・・・Lawrenceが所謂“自然派”ワインに興味を持ち始めた2006年の頃には、もうすでに・・・

この・・・いえ、このワインを含め、Lemaire Fournierは・・・“伝説”になっていたのですから!!!

クリスチャン・ショサール・・・ティエリ・ピュズラ・・・パスカル・ポテール・・・新井順子・・・
あの当時(今もかな?)、勢いのある自然派ワイン生産者に関連した記事を読んでいると、
それらの記事の中で、必ずと言っていいほど名前が挙がる、一人のワイン醸造家がいました。
ある記事には「無二の友人」として、ある記事には「憧れの存在」として、そして・・・中には・・・
ただひと言、「天才」として紹介されて・・・でも、飲む事が困難な「幻」の文字も添えられて・・・


ニコラ・ルナール


天才醸造家・栽培家と言われながらも、彼が造るワインはINAOに申請をしなかった為に、
通常の流通ルートに載ることはなく、現地のマニアだけの“幻のワイン”と呼ばれておりました。
その後、友人でもあるティエリ・ピュズラがネゴシアンとして彼のワインを遂にリリースしましたが、
「ヴヴレ ポド・テールNO.2 」、「ヴヴレ ペティアン1999」に彼の名前は記されなかったそうです。

今回紹介する、Lemaire Fournier(ルメール・フルニエ)のLES BARRES [2003]ですが、そう・・・
ここまで長々と綴ってきたニコラ・ルナールが在籍したドメーヌのワイン・・・彼のワインを飲めるなんて!!


※以下、ネットで検索したルメール・フルニエとニコラ・ルナールに関する文章(一部改変)です。


  ルメール・フルニエは、マリーヤニック・ルメール女史が2001年11月に設立したドメーヌです。
  彼女は、それまで銀行で情報処理の仕事をしていました。当時から大のワイン好きで、特に
  シュナン・ブランというブドウ品種を使い見事なワインを造るニコラ・ルナールのファンでした。

  その彼女がドメーヌを立ち上げたのは、何と約3億円の宝くじに当たったからと言われています。
  そしてかねてからファンであった造り手、ニコラ・ルナールを招き入れ栽培と醸造を任せます。

  2002年の初リリースでいきなり注目の的となり、彼女のドメーヌは一躍ロワールワイン界の
  スターダムにのし上がります。しかし経済的理由や彼女とニコラ・ルナールとの間で意見の
  相違が生じて、結局2005年にニコラ・ルナールは解雇されました。彼が解任された後は、
  まるで手のひらを返されたように彼女のワインは痛烈な批判を浴びます。

  そのことに関して彼女はこう語っている。「確かにニコラ・ルナールは天才でかつ努力家であり、
  妥協を許さないすばらしい醸造家なので、私は今でもその腕に敬意を表している。実際に
  彼のつくるシュナンに私は魅せられた。でも、彼が去ってからのまわりからの批判はどうも
  納得がいかない。なぜなら、今、存在するフルニエのワインは全てニコラが収穫から
  醸造まで手がけたのだから」と。

  いずれにせよ、ルメール・フルニエのワインは、優れたテロワールと優れたブドウ、そして
  優れた醸造家によってつくられたワインであることは間違いない。確かに 2002年は
  衝撃の美味さがある。が、2003、2004年もミレジムの特徴が色濃く反映された
  正真正銘の自然派ワインなのだ!

  ドメーヌのワイン生産自体は 2005 年から全く稼動していない・・・。
  責任者のニコラ・ルナールが辞めて、それを機にオーナーのマリーヤニックは
  現ワインストックを全て売り切った点で完全にドメーヌを閉める予定でいます。
  そのような状況により、日本へは今回の入荷が最後になるかもといわれています。



b0260378_13322176.jpg


2004年(2005?)が、ルメール・フルニエのラスト・ヴィンテージだった気がします。
そして、それ以降、ニコラ・ルナールの名前もほとんど聞かなくなり、たまに登場すると、
懐かしい気分にさえなりました。(今でもそうですが・・・)だからこそ、どの様な事情かは
分かりませんが、昨年の初夏、2003年のルメール・フルニエが大量に流通したのは
まさに“寝耳に水”な出来事でした。しかも、2000円台というリーズナブルな価格も
“ロワールの自然派ワイン”そのまま、まるであの頃にタイムスリップした気さえ・・・

でも、その衝撃は国内のワインファンの皆さんにとっても同じ事・・・たしか、ほんの数日でした・・・
(他のワインショップでも流通があったようですが・・・)リストの文字が「完売」に変わるのは・・・
気付いたのが遅かったせいもあって、選ぶ余地はありませんでした・・・それでも、遂に・・・
彼のワインを実際に口にできる日がやって来るなんて、夢のようで・・・やったぁ~~!!


グラスに注ぐとワインにしては若干とろりとした粘性と共に黄金色の輝きを放つ液体・・・
これがこのワインの第一印象ですが、それもその筈、シュナンブラン100%ながら、
甘口のデザートワイン・・・このねっとり感は、普段の自然派シュナンを連想して
飲もうとすると、まさに“デザート”・・・甘口にしてはさらりと飲み易いですが・・・

そんなLES BARRESの薫りは・・・ひと言で例えるならば・・・“洋梨 meets 花梨”!!
滑らかなアタックと仄かな花&梨の薫りから、蜂蜜の風味と甘さが口の中に広がります。
(たぶん)唯一のニコラ・ルナール体験が、彼随一の“甘口”白ワインだったなんて・・・

・・・でも、あの頃からくすぶっていた思いが蜂蜜の薫りと共に解放されたような気分になりました♪


b0260378_13464586.jpg


ルメール・フルニエも・・・ニコラ・ルナールも・・・このラベルに描かれている赤い鳥のように・・・
数多の伝説と沢山のワインファンのやきもき感を残して・・・大空に羽ばたいてしまったのかしら?
[PR]
by mr-lawrence | 2013-06-09 02:58 | ワイン(フランス) | Comments(0)

KRITT [2009] MARC KREYDENWEISS

今回で(まだ?)6本目のワイン紹介となりますが、予め宣言していたとはいえ・・・
実は“ブルゴーニュ”&“国産”の白ワインしか紹介していなかったりします・・・
しかも、前回紹介から1ヵ月以上も経ってしまいましたね・・・(〃∇〃)ゞ

まぁ、どちらも非常に奥が深い産地・・・この二つだけでも到底網羅しきれないでしょうが・・・

ただ、もう一つ大きなテーマとして・・・“自然派ワインを紹介したい”という思いがありました。
Lawrenceがワインにハマるきっかけになったロワール川流域を中心に南仏、アルザス、
さらにはドイツやイタリアや新世界など・・・これまた奥の深いテーマではありますが・・・

そんな訳で、“自然派ワイン”の第一弾は・・・アルザスの旗手、あの作り手の登場です!!


b0260378_13291658.jpg

MARC KREYDENWEISS(マルク・クレイデンヴァイス)のワインは、昨年7月に宇都宮市にあるチーズ専門店、
fromagerie l'avedoneで開催された『第3回 ワイン会』に参加した際に、このドメーヌのゲヴェルツトラミネールを
飲んだ事をきっかけに興味を持ち、白ワインのブログを立ち上げた際には是非とも紹介しようと決めていました。


マルク クライデンヴァイス氏は、3世紀に亘ってアルザスに居を構えるぶどう栽培家系に1948年に生まれました。
1971年にドメーヌをスタート。アルザスはストラスブールとコルマールの中間に位置するアンドローに所在しています。
1984年に納得のいくワインだけを造ろうと決意しましたが、1989年、彼はワイン造りにおいて壁にぶつかります。
その時出会ったのがビオディナミ農法でした。土壌は大きな活力を得て、バランスの良い、健康的なぶどうを
得られるようになったと言います。 (某ワイン販売業者の紹介より引用させていただきました)



b0260378_13293612.jpg


名前に付いている「クリット」とは地名の事で、先日のワイン会で飲んだゲヴェルツトラミネールにも
同じ名前が冠されている・・・ドメーヌを代表する畑の一つなのです。 なだらかな東斜面に面している
豊富な鉄分と小石の多い土壌は、ミネラリーで味わい深い複雑さをワインに与えているとの事です。

しかも、この畑で栽培されるぶどうの殆んどは樹齢50~60歳にも達しているという・・・まさに・・・
アルザスワインの“grand cru”とも評さる「クリット」ですが、今回はピノ・ブランをチョイスしました!


アルザスワインに特徴的な細長いボトルからグラスに注がれた液体は淡く緑がかった黄金色。
澄んだレモンイエローの液体がグラスの中からキラキラと輝きを放っているように感じます。
グラスから広がる薫りはひと言で言うならフルーティー!!まるで、今カットしたばかりの
グレープフルーツのような瑞々しさがグラスから弾けていくみたいで・・・爽やかです!

それでいて、味わいはシャープなのです。スッキリした口当たりにキリリとしたシャープな酸味、
薫りそのままのフルーティー酸味の中にほんの・・・そう、ほんの微かな甘みも感じられて・・・
自然派に特有の本格的な(?)臭気は一切無くて、スッキリと飲み干せてしまうのです。

ふくよかなピノ・ノワールからピノ・グリを経て作られたアルザス発祥のこのピノ・ブランに、
ドメーヌ自慢の大地の滋味がたっぷり詰まった土壌が育んで完成された「クリット」・・・
Lawrenceがイメージしていた“自然派”の概念を覆す魅力的な一本なのでした。


b0260378_13294549.jpg


何だかとっても重そうなモノを抱えて・・・って、こちらのラベルのデザインですが、毎年、ワインの展示会などを
通じて様々な画家やアーティストの方に実際にワインを飲んでもらい、そのイメージを描いてもらうとの事・・・
 
ワインそのものはもちろん、新しいヴィンテージがリリースされる楽しみがさらに一つ増えるのです! (≧∇≦)ノ
[PR]
by mr-lawrence | 2012-10-04 00:04 | ワイン(フランス) | Comments(0)

Meursault-Blagny PREMIER CRU [1996] Louis Latour

b0260378_1433472.jpg

国産ワインが二本続きましたが、今回は再び“ブルゴーニュの白ワイン”を紹介します。

フランス各地域の白ワインをメインに紹介していきたいという気持ちで始めたこのブログですが、
その中でも特にブルゴーニュの幾つかの産地のワインには、それまで購入するのを躊躇していた
憧れのワイン(作り手)がありました。が、これを機会に思い切って手に入れる事に決めたのです。
まぁ、何か“背中を押してくれるようなきっかけ”を作りたかったのは事実ではありますが・・・

そして今回、モンラッシェやシャブリと並んで“憧れ”だった・・・ムルソーをGetしました!!


b0260378_12234812.jpg

“ムルソー”と言えば、記念すべき第1回目で紹介したコシュ・デュリやルロワ、コント・ラフォンなど、
ブルゴーニュを代表する錚々たる作り手が揃う白ワインの名産地として有名ですが、今年の春、
あるネゴシアンの年代物のプルミエ・クリュがまとまって入荷するとの情報をキャッチしました。
そして程無くして、ワイン専門のネットショップ各社にそのムルソーがUPされ始めました・・・
  


※ 以下の斜体部分は、某ネットショップからの引用になります。(一部変更あり)


コート・ドールの名門 “ルイ・ラトゥール”

ムルソーとピュリニー・モンラッシェの間の1級畑ブラニー

飲み頃熟成古酒 1996年!

大変歴史の古い由緒ある造り手「ルイ・ラトゥール」は、家族経営を守り続け、伝統を重んじたワイン造りにより、
世界的に著名なワイン・メーカーへと成長を遂げました。1731年にブルゴーニュの中心地コート・ド・ボーヌで
ブドウ畑を所有し、ブドウの栽培と樽づくりを手がけたことに始まります。1768年にはアロース・コルトン村へ
移住した一族は、フランス革命直後の1797年に、醸造家かつネゴシアン(ワイン仲買人)として創業を迎え、
徐々に自社畑を広げていきました。

成功への大きな契機となったのは4代目当主による大胆な改革でした。19世紀後半、彼はヨーロッパの
ブドウ畑がフィロキセラで壊滅状態になった際、従来植えられていたピノ・ノワール種に替え、コルトンの丘に
それまで誰も想像さえしなかった、シャルドネ種の苗木を植樹し、後にブルゴーニュの2大白ワインの1つと
謳われた「コルトン・シャルルマーニュ」を誕生させました。こうした努力と成功を経て、「ルイ・ラトゥール」は
現在、コート・ドール最大のグラン・クリュ(特級畑)をはじめ、プリミエ・クリュ(グラン・クリュに次ぐ一級畑)、
村名畑など、全畑で約60haを所有するブルゴーニュ屈指の造り手にまで成長を遂げています。

現在は、7代目のルイ・ファブリス・ラトゥール氏が当主となり、ドメーヌのブドウ栽培とワイン造りの指揮を
ドニ・フェッツマン氏とジャン・ピエール・ジョバール氏が執っています。代々受け継がれてきた伝統を
頑なに守り続ける一方、常に革新的な技術の追求に挑み最新のワイン造りに取り組んでいます。

このブラニーの区画は、コート・ド・ボーヌ地区で最大の白ワイン産地、ムルソー村とピュリニー・モンラッシェ村
の間に位置しており(行政上はピュリニーに属す)、どちらの村よりかでアペラシオン名が区別されています。
コクのある芳醇な味わいで、ピュリニーやシャサーニュよりも若干早く熟成します。


熟成 : オーク樽熟成 12ヶ月



b0260378_12241564.jpg

キラキラと艶のある澄んだ黄金色・・・琥珀色かな・・・16年熟成の成せる“自然の業”です!!

グレープフルーツのフレッシュな柑橘系の薫りと花梨のまろやかで豊かな薫りが同時に広がってきます。
さらに仄かに感じる花の香り、ナッツのオイリーな香ばしさ、さ後から焼き立てバター&トーストの薫りまで、
様々なエキスがギュッと凝縮されたふくよかさ、熟成された味わいと余韻、それでいて柑橘系の爽やかさ・・・

16年熟成の・・・白ワイン界を代表するネゴシアンによる・・・ムルソーのプルミエ・クリュ・・・
うっとり至福のひと時を五感で堪能させていただきました・・・やっぱいムルソーって・・・凄いです!!!

次回は・・・“自然派ワイン”の登場です。
[PR]
by mr-lawrence | 2012-08-26 09:38 | ワイン(フランス) | Comments(0)

CHABLIS GRAND CRU "LES CLOS" [2009] Domaine Servin

“若旦那”にLawrenceの新しいブログの趣旨とワインの好み、さらに予算を告げると、
地下のワインセラーから携えた一本の白ワインをカウンターに置いて、こう切り出しました。

  
  6000円くらいの予算でフランスの白ワインだったら・・・シャブリなんてどう?

6000円のシャブリ・・・定番のラヴノーorヴァンサン・ドゥーヴィサだったら村名クラスか・・・
それとも、ウイリアム・フェーヴルあたりだったら・・・特級は無理でも一級畑が出てくるかな?

  いや、折角新しいブログに載せるのなら、今乗りに乗ってる“彼の特級”にしよう!!


b0260378_13382276.jpg

下の方に控え目に綴られたドメーヌ名を差し置いて、ラベルの中央に大きく書かれているのは、
CHABLIS GRAND CRU LES CLOSの文字・・・シャブリのグランクリュが二本目のワインです!

7つあるシャブリ村の特級畑(グランクリュ)の中でも筆頭の呼び声高い“レ・クロ”が出てくるなんて・・・
しかもこのドメーヌ・セルヴァンは、17世紀から続く由緒ある歴史的なヴィニュロンでありながら、
5代目当主のフランソワは伝統に埋もれる事無く毎年スペシャルなキュベを作り出すと言う・・・
  

シャブリのみを対象に今回で26回の歴史を数える『コンクール・デ・ヴァン・ド・シャブリ(シャブリ・アワード)』。
約100近くのドメーヌ及びネゴシアンから300本を超すシャブリが出品されて、その中から厳選なる審査を経て、
プティ・シャブリ~グランクリュまで金・銀・銅賞のたった3本のみが栄冠を勝ち取る、“シャブリ界の最高の栄誉”。
そして、このドメーヌ・セルヴァンこそ・・・ここ数年のコンクールの常連となっているばかりか今年(26回)に至っては、
シャブリ(村名)・プルミエクリュ(左岸)・グランクリュの3冠を獲得しているのですからその注目度は増すばかり!!

翡翠色のボトルを前に“若旦那”も「最近のシャブリの中では一番の注目株」と、やや興奮気味に語っておられました。


b0260378_13391212.jpg

グラスに注ぐとサラリとした印象の、キラキラと輝く澄んだ淡い黄金色にうっとりとさせられます。
シャブリという事で、良く言えば“ひんやりと硬いミネラルの薫り”、悪く言えば“金属臭”を連想しつつ
やや時間を置いた後にゆっくりと回していたグラスを顔に近づけた時にふわっと広がってきたのは・・・
柑橘系の爽やかな心地良い薫りや、熟する前の青リンゴのような若々しいフルーティーな芳しさ!

思わずひと口含んだ瞬間に感じるのは、若々しい清々しさ(2009年というのもありますが・・・)に、
薫り以上に感じるシャープな酸味とシャブリならではのミネラルな味わい、ほんの僅かな苦み。
今の段階では複雑な味わいと長い余韻とまではいきませんが、可能性は十分に秘めた・・・
これぞトップ・グランクリュの“LES CLOS"、5年後にもう一度味わってみたい一本です。

あっ、でも・・・5年後じゃあ、6000円って訳にはいきませんね・・・(〃∇〃)ゞ
[PR]
by mr-lawrence | 2012-07-25 11:13 | ワイン(フランス) | Comments(2)

Bourgogne Aligote [2000] J.F.COCHE-DURY

b0260378_123629.jpg

b0260378_12351984.jpg


みなさんはじめまして、Lawrenceと申します。
ブログの登録名ではmr-lawrenceとなっていますが、
Lawrence(ローレンス)と呼んでいただければ幸いです。
  
現在、他の名前でもブログを綴っていますが、其方は休止して
今後は徐々に此方のブログへとシフトしていこうと思っています。

この『white Might / white Meat』では、Lawrenceが気になった
ワイン(特に白ワイン&シャンパーニュ)や、花、音楽、訪れたお店など
何にも気兼ねする事無くのんびりまったり綴っていければと思っております。

文章&写真とも拙い部分が多々あるとは思いますが、これから宜しくお願いします。


第1回目となる今回は、あるお店の店長さんと“約束”をしておりまして、
↑↑↑にありますように、ブルゴーニュ産の白ワインを紹介したいと思います。
ブルゴーニュの“白”と言えば、やっぱりシャルドネといきたいところですが、
ちょっとひねくれて・・・あえて年代物の“アリゴテ”をチョイスしてみました。
店長さんにその事を伝えたところ、「Lawrence君らしくていいじゃない?」
と、お褒め(←?)の言葉も頂きました・・・確かにLawrenceらしい!?

しばらくはこの半年間に撮り(飲み?)貯めた白ワインを紹介していきます!!
[PR]
by mr-lawrence | 2012-07-18 20:19 | ワイン(フランス) | Comments(2)


Everybody wants to know a way to earn ・・・ only one dollar


by mr-lawrence

プロフィールを見る
画像一覧