「日本の地ワイン」秋田県横手市大森地区収穫地ワイン [2009] メルシャン
このブログを立ち上げるにあたって、当初“月に1本くらい”のペースで紹介できればいいかなぁ・・・
なんて思っていましたが、早くも3本目のワイン紹介になります・・・すぐにペースは落ちそうですが・・・
(ワインに限った事ではありませんが)非常に奥の深い世界ではありますので、Lawrenceが紹介できるワインなんて
ほんの一握りに過ぎない事は最初から承知していました。ですので、いっその事思い切ってワインのジャンルを絞り、
さらに一生の思い出として、本当に気になったワインだけを厳選して紹介しようと始めたのがこのブログなのです。
肝心のジャンルですが、初回でも綴っていたようにフランスの各地域をメインにした白ワインにしようと思います。
それからシャンパーニュとヴァン・ムスーも是非とも紹介したいなぁ・・・もちろん他の国だって非常に魅力的・・・
イタリア、ドイツ、ニューワールド・・・数え出したらキリがありませんので、やっぱりフランスがメインかな・・・
でも、もう一つ・・・このブログを始めるにあたってどうしても紹介したい国があります・・・それは・・・
イラストや写真の無いシンプルなラベルに書かれている文字にアルファベットは見当たりません。
意味はもちろん、発音すらままならないフランス語は一切無し・・・Lawrenceにも分かります。
そう、フランスと並んで紹介したかったのは・・・他でもない母国、日本の白ワインです!!!
記念すべき1本目の“日本の白ワイン”は・・・日本を代表する大手ワインメーカー、メルシャン勝沼ワイナリーが
数年前からリリースしている「日本の地ワイン」シリーズから秋田県横手市大森地区のワインを紹介します。
もっとも・・・単に前回のシャブリで予算を使い果たしてしまい、近所のスーパーのワゴンセールで
ラベルのリニューアルにあたりセールになっていたこのワインに目が留まったのですが・・・^^;
もちろん、以前からとっても気になっていました。だって・・・国産のリースリングですよ!!
“リースリング”と聞いて真っ先に連想するキーワードは・・・甘口・・・ドイツ・・・ハチミツ・・・石油臭・・・
これまであまり好んで飲まなかった品種ではありますが、今回、白ワインのブログを始めるのですから
(ラッキーだったとはいえ)是非とも早い段階でチャレンジしたかった品種でした・・・それにしても・・・
前回のシャブリよりさらに淡く澄んだイエローの液体は非常に艶やかな印象を感じさせます。
柑橘系かな、と一瞬感じた爽やかな薫りは時間の経過と共によりフルーティーさを増して、
グレープフルーツからマスカットの甘さに・・・仄かにパイナップルのような薫りも!!
“やや甘口”には違いありませんが、しなやかな酸味の中から口中に広がる優しい甘さは・・・
ベタッとしたハチミツの甘さではなく・・・そう、繊細で微かに広がる上品な甘みって言うのかな?
そう言えば、ラベルのリニューアルに伴ってセール品になっていた2009年のリースリング・・・
実は、こちらの“2009年”の方がコンクールで受賞していたりするんだよなぁ~なんて・・・
今度は是非とも・・・エゴン・ミュラーの“シャルツホーフベルガー”といきたいです!!
あっ、でも・・・エゴン・ミュラーはフランスor日本じゃなかったですね・・・(〃∇〃)ゞ
なんて思っていましたが、早くも3本目のワイン紹介になります・・・すぐにペースは落ちそうですが・・・
(ワインに限った事ではありませんが)非常に奥の深い世界ではありますので、Lawrenceが紹介できるワインなんて
ほんの一握りに過ぎない事は最初から承知していました。ですので、いっその事思い切ってワインのジャンルを絞り、
さらに一生の思い出として、本当に気になったワインだけを厳選して紹介しようと始めたのがこのブログなのです。
肝心のジャンルですが、初回でも綴っていたようにフランスの各地域をメインにした白ワインにしようと思います。
それからシャンパーニュとヴァン・ムスーも是非とも紹介したいなぁ・・・もちろん他の国だって非常に魅力的・・・
イタリア、ドイツ、ニューワールド・・・数え出したらキリがありませんので、やっぱりフランスがメインかな・・・
でも、もう一つ・・・このブログを始めるにあたってどうしても紹介したい国があります・・・それは・・・
イラストや写真の無いシンプルなラベルに書かれている文字にアルファベットは見当たりません。
意味はもちろん、発音すらままならないフランス語は一切無し・・・Lawrenceにも分かります。
そう、フランスと並んで紹介したかったのは・・・他でもない母国、日本の白ワインです!!!
記念すべき1本目の“日本の白ワイン”は・・・日本を代表する大手ワインメーカー、メルシャン勝沼ワイナリーが
数年前からリリースしている「日本の地ワイン」シリーズから秋田県横手市大森地区のワインを紹介します。
もっとも・・・単に前回のシャブリで予算を使い果たしてしまい、近所のスーパーのワゴンセールで
ラベルのリニューアルにあたりセールになっていたこのワインに目が留まったのですが・・・^^;
もちろん、以前からとっても気になっていました。だって・・・国産のリースリングですよ!!
“リースリング”と聞いて真っ先に連想するキーワードは・・・甘口・・・ドイツ・・・ハチミツ・・・石油臭・・・
これまであまり好んで飲まなかった品種ではありますが、今回、白ワインのブログを始めるのですから
(ラッキーだったとはいえ)是非とも早い段階でチャレンジしたかった品種でした・・・それにしても・・・
前回のシャブリよりさらに淡く澄んだイエローの液体は非常に艶やかな印象を感じさせます。
柑橘系かな、と一瞬感じた爽やかな薫りは時間の経過と共によりフルーティーさを増して、
グレープフルーツからマスカットの甘さに・・・仄かにパイナップルのような薫りも!!
“やや甘口”には違いありませんが、しなやかな酸味の中から口中に広がる優しい甘さは・・・
ベタッとしたハチミツの甘さではなく・・・そう、繊細で微かに広がる上品な甘みって言うのかな?
そう言えば、ラベルのリニューアルに伴ってセール品になっていた2009年のリースリング・・・
実は、こちらの“2009年”の方がコンクールで受賞していたりするんだよなぁ~なんて・・・
今度は是非とも・・・エゴン・ミュラーの“シャルツホーフベルガー”といきたいです!!
あっ、でも・・・エゴン・ミュラーはフランスor日本じゃなかったですね・・・(〃∇〃)ゞ
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by mr-lawrence
| 2012-07-30 00:17
| ワイン(日本)
CHABLIS GRAND CRU "LES CLOS" [2009] Domaine Servin
“若旦那”にLawrenceの新しいブログの趣旨とワインの好み、さらに予算を告げると、
地下のワインセラーから携えた一本の白ワインをカウンターに置いて、こう切り出しました。
6000円くらいの予算でフランスの白ワインだったら・・・シャブリなんてどう?
6000円のシャブリ・・・定番のラヴノーorヴァンサン・ドゥーヴィサだったら村名クラスか・・・
それとも、ウイリアム・フェーヴルあたりだったら・・・特級は無理でも一級畑が出てくるかな?
いや、折角新しいブログに載せるのなら、今乗りに乗ってる“彼の特級”にしよう!!
下の方に控え目に綴られたドメーヌ名を差し置いて、ラベルの中央に大きく書かれているのは、
CHABLIS GRAND CRU LES CLOSの文字・・・シャブリのグランクリュが二本目のワインです!
7つあるシャブリ村の特級畑(グランクリュ)の中でも筆頭の呼び声高い“レ・クロ”が出てくるなんて・・・
しかもこのドメーヌ・セルヴァンは、17世紀から続く由緒ある歴史的なヴィニュロンでありながら、
5代目当主のフランソワは伝統に埋もれる事無く毎年スペシャルなキュベを作り出すと言う・・・
シャブリのみを対象に今回で26回の歴史を数える『コンクール・デ・ヴァン・ド・シャブリ(シャブリ・アワード)』。
約100近くのドメーヌ及びネゴシアンから300本を超すシャブリが出品されて、その中から厳選なる審査を経て、
プティ・シャブリ~グランクリュまで金・銀・銅賞のたった3本のみが栄冠を勝ち取る、“シャブリ界の最高の栄誉”。
そして、このドメーヌ・セルヴァンこそ・・・ここ数年のコンクールの常連となっているばかりか今年(26回)に至っては、
シャブリ(村名)・プルミエクリュ(左岸)・グランクリュの3冠を獲得しているのですからその注目度は増すばかり!!
翡翠色のボトルを前に“若旦那”も「最近のシャブリの中では一番の注目株」と、やや興奮気味に語っておられました。
グラスに注ぐとサラリとした印象の、キラキラと輝く澄んだ淡い黄金色にうっとりとさせられます。
シャブリという事で、良く言えば“ひんやりと硬いミネラルの薫り”、悪く言えば“金属臭”を連想しつつ
やや時間を置いた後にゆっくりと回していたグラスを顔に近づけた時にふわっと広がってきたのは・・・
柑橘系の爽やかな心地良い薫りや、熟する前の青リンゴのような若々しいフルーティーな芳しさ!
思わずひと口含んだ瞬間に感じるのは、若々しい清々しさ(2009年というのもありますが・・・)に、
薫り以上に感じるシャープな酸味とシャブリならではのミネラルな味わい、ほんの僅かな苦み。
今の段階では複雑な味わいと長い余韻とまではいきませんが、可能性は十分に秘めた・・・
これぞトップ・グランクリュの“LES CLOS"、5年後にもう一度味わってみたい一本です。
あっ、でも・・・5年後じゃあ、6000円って訳にはいきませんね・・・(〃∇〃)ゞ
地下のワインセラーから携えた一本の白ワインをカウンターに置いて、こう切り出しました。
6000円くらいの予算でフランスの白ワインだったら・・・シャブリなんてどう?
6000円のシャブリ・・・定番のラヴノーorヴァンサン・ドゥーヴィサだったら村名クラスか・・・
それとも、ウイリアム・フェーヴルあたりだったら・・・特級は無理でも一級畑が出てくるかな?
いや、折角新しいブログに載せるのなら、今乗りに乗ってる“彼の特級”にしよう!!
下の方に控え目に綴られたドメーヌ名を差し置いて、ラベルの中央に大きく書かれているのは、
CHABLIS GRAND CRU LES CLOSの文字・・・シャブリのグランクリュが二本目のワインです!
7つあるシャブリ村の特級畑(グランクリュ)の中でも筆頭の呼び声高い“レ・クロ”が出てくるなんて・・・
しかもこのドメーヌ・セルヴァンは、17世紀から続く由緒ある歴史的なヴィニュロンでありながら、
5代目当主のフランソワは伝統に埋もれる事無く毎年スペシャルなキュベを作り出すと言う・・・
シャブリのみを対象に今回で26回の歴史を数える『コンクール・デ・ヴァン・ド・シャブリ(シャブリ・アワード)』。
約100近くのドメーヌ及びネゴシアンから300本を超すシャブリが出品されて、その中から厳選なる審査を経て、
プティ・シャブリ~グランクリュまで金・銀・銅賞のたった3本のみが栄冠を勝ち取る、“シャブリ界の最高の栄誉”。
そして、このドメーヌ・セルヴァンこそ・・・ここ数年のコンクールの常連となっているばかりか今年(26回)に至っては、
シャブリ(村名)・プルミエクリュ(左岸)・グランクリュの3冠を獲得しているのですからその注目度は増すばかり!!
翡翠色のボトルを前に“若旦那”も「最近のシャブリの中では一番の注目株」と、やや興奮気味に語っておられました。
グラスに注ぐとサラリとした印象の、キラキラと輝く澄んだ淡い黄金色にうっとりとさせられます。
シャブリという事で、良く言えば“ひんやりと硬いミネラルの薫り”、悪く言えば“金属臭”を連想しつつ
やや時間を置いた後にゆっくりと回していたグラスを顔に近づけた時にふわっと広がってきたのは・・・
柑橘系の爽やかな心地良い薫りや、熟する前の青リンゴのような若々しいフルーティーな芳しさ!
思わずひと口含んだ瞬間に感じるのは、若々しい清々しさ(2009年というのもありますが・・・)に、
薫り以上に感じるシャープな酸味とシャブリならではのミネラルな味わい、ほんの僅かな苦み。
今の段階では複雑な味わいと長い余韻とまではいきませんが、可能性は十分に秘めた・・・
これぞトップ・グランクリュの“LES CLOS"、5年後にもう一度味わってみたい一本です。
あっ、でも・・・5年後じゃあ、6000円って訳にはいきませんね・・・(〃∇〃)ゞ
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by mr-lawrence
| 2012-07-25 11:13
| ワイン(フランス)
吉村酒店
それなら清住通りを真っ直ぐ行った通り沿いで・・・
あっ、そうそう、駐車場が分かり難いかな・・・それに・・・
吉村酒店
店主の言われた通りにやって来たけれど・・・ごく普通の“街の酒屋さん”じゃないか・・・
本当にこの酒屋さんにスペシャルなワインが眠っているのかなぁ・・・それに・・・
とりあえず、中に入ってみる事にするかって・・・えっ、駐車場って・・・ここ!?
まぁ何とかお店の前(一台分のスペース)に停めさせてもらう事ができたけれど・・・
『ワイン 地下セラーにあります』
おぉ、確かにワイン好きの人にはとっても気になる張り紙だなぁ・・・
それにショーウインドーに積み上げられているのは・・・ワインの空き瓶!!
しかも、こんな“お宝ワイン”が無造作に積まれているなんて・・・これはただの酒屋じゃないぞ!!
薄暗くて狭い店内(失礼!)には洋酒や日本酒(こちらも気になります)の瓶やケース類が
足の踏み場も無いくらいに所狭しと並んでいますが、肝心のワインは見当たりません・・・
Lawrenceがキョロキョロと店内を見回していると、奥から一人の男性がいそいそと・・・
その風貌と言い、忙しなさそうにしていながら、妙にゆったりと落ち着いた雰囲気・・・
まるで代々続く老舗の“お坊っちゃん”・・・いや、見たまんま“あの有名脚本家”・・・
そう、昼間は配達等で中々会えない吉村酒店の若旦那その人なのでした!!
l'avedoneのマダムから伺っていた通り、お若いながらワインに対する造詣の深さと、
並々ならぬ情熱がコミカルな語り口(ここも彼に似ている!)から非常によく伝わって・・・
是非とも『二本目に紹介する白ワイン』をこの若旦那に選んでもらう事にしました。
そして待つ事暫し・・・地下にあるワインセラーから一本の白ワインを携えて戻ってきました。
吉村酒店
栃木県宇都宮市星が丘 2-9-29
028-622-5581
あっ、そうそう、駐車場が分かり難いかな・・・それに・・・
吉村酒店
店主の言われた通りにやって来たけれど・・・ごく普通の“街の酒屋さん”じゃないか・・・
本当にこの酒屋さんにスペシャルなワインが眠っているのかなぁ・・・それに・・・
とりあえず、中に入ってみる事にするかって・・・えっ、駐車場って・・・ここ!?
まぁ何とかお店の前(一台分のスペース)に停めさせてもらう事ができたけれど・・・
『ワイン 地下セラーにあります』
おぉ、確かにワイン好きの人にはとっても気になる張り紙だなぁ・・・
それにショーウインドーに積み上げられているのは・・・ワインの空き瓶!!
しかも、こんな“お宝ワイン”が無造作に積まれているなんて・・・これはただの酒屋じゃないぞ!!
薄暗くて狭い店内(失礼!)には洋酒や日本酒(こちらも気になります)の瓶やケース類が
足の踏み場も無いくらいに所狭しと並んでいますが、肝心のワインは見当たりません・・・
Lawrenceがキョロキョロと店内を見回していると、奥から一人の男性がいそいそと・・・
その風貌と言い、忙しなさそうにしていながら、妙にゆったりと落ち着いた雰囲気・・・
まるで代々続く老舗の“お坊っちゃん”・・・いや、見たまんま“あの有名脚本家”・・・
そう、昼間は配達等で中々会えない吉村酒店の若旦那その人なのでした!!
l'avedoneのマダムから伺っていた通り、お若いながらワインに対する造詣の深さと、
並々ならぬ情熱がコミカルな語り口(ここも彼に似ている!)から非常によく伝わって・・・
是非とも『二本目に紹介する白ワイン』をこの若旦那に選んでもらう事にしました。
そして待つ事暫し・・・地下にあるワインセラーから一本の白ワインを携えて戻ってきました。
吉村酒店
栃木県宇都宮市星が丘 2-9-29
028-622-5581
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by mr-lawrence
| 2012-07-22 01:12
| お店(飲食店以外)